works200900
silent cube / 50×50×50mm / 2009年 / アルミニウム、LED、マイクロコントローラ、基板

音も無く、ただ淡々と流れる文字たち。明るく大きな文字で、遠くからも認識することができる。電子回路に埋め込まれた演算装置=マイクロコントローラにあらかじめ設定された文字列が、毎秒何万回も行われる計算を経て、最終的には光となって見る者の網膜へと到達する。しかし、その文字列は果たして重要な意味を持っているのだろうか。電子計算や光を発生させるエネルギーを消費する代償をもってしても釣り合うものであるのか。それは、文字列を認識した人間の主体性に委ねられるであろう。ただもし、過剰とも思える日本の消費活動を促す宣伝文句であったら、どうだろうか。

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